投資とギャンブルの違いは大きく分けて二つ!大切なことは投資とギャンブルの使い分け。
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ギャンブルには投資にはない不思議な魅力があり、時に人の運命を変えてしまうことがあります。
今回は、投資とギャンブルの違いについて書いていこうと思います。
投資とギャンブルの違いは、大きく分けて二つあると考えています。
投資では全員が勝者になれる可能性があり、ギャンブルは勝者と敗者が存在する
まず一つ目の違いですが、投資では関わった人全員が利益を得られる可能性があるのに対して、ギャンブルの場合は、得をする人と損をする人が存在することです。
株式投資の勝者
株式会社は、会社の株を売って資金を調達します。
株を買った投資家は配当金という利益を得ます。
「株を売ってほしい」と言う他の投資家に対して、購入した金額以上の値段をつけて株を売ることで、売買差益を得ることもできます。
証券会社は、企業と投資家の仲介をすることで手数料を受け取ります。
株式会社、投資家、証券会社、それぞれが利益を得ることができる構図が成り立ちます
winーwinーwinの関係です。
ギャンブルにおける勝者と敗者
ギャンブルと言ってもいろいろあるので、公営ギャンブルである競馬を例にして考えていきます。
【JRAの「国庫納付を通じた貢献」について】
http://www.jra.go.jp/social/kokkonoufu/
競馬を主催しているJRAは、客に馬券(勝馬投票券)を売っています。
100円分の馬券が売れた場合、約75円が払戻金に充てられ、25円が利益となります。
25円の利益のうち10円が国庫に納付され、残りの15円がJRAの運営に充てられます。
馬券購入者は、購入した馬券が当たっていればオッズに応じて払戻金を受け取ることができますが、外れていると100円丸々損をします。
いずれにせよ、客は100円の馬券を買った時点で25円の損をし、JRAは25円の利益を得るのです。
100円で買った馬券が当たり、馬券購入者が払戻金として250円を受け取っても、その払戻金の資金源はJRAではありません。
予想を外して払戻金を受け取れなかった他の馬券購入者のお金が、予想を的中させた馬券購入者の払戻金になるのです。
一番の勝者はJRAで、二番目の勝者は予想を的中させた馬券購入者です。
予想を外して賭け金を失った馬券購入者は敗者となります。
☆彡
今回は競馬を主催しているJRAの事例をあげましたが、基本的にギャンブルにおいては主催者(胴元)が儲かるようになっているのです。
確実性の高いものは投資、不確実性の高いものがギャンブル
投資とギャンブルの違いの二つ目は「確実性」です。
出資した金額以上のお金が戻ってくる確率が高いものは投資で、戻ってくる確率が低いものがギャンブルであると言えます。
損失のリスクが少ない分、得られるリターンも安定的なのが投資の特徴です。
ギャンブルの特徴は投資の逆で、損失のリスクが高いほど、得られるリターンが高くなります。
投資とギャンブルで共通している点があるとすれば、「リスクとリターンの関係が比例している」点だと考えています。
ローリスク・ローリターンなのが投資。
ハイリスク・ハイリターンなのがギャンブル。
リスクに応じて、得られるリターンが異なります。
ローリスク・ハイリターンな案件や、ハイリスク・ローリターンな案件は注意が必要です。
それらは投資でもギャンブルでもなく、詐欺の可能性があります。
時間をかけて資産を形成する投資に対して、刹那的な時間で大きなリターンを得るのがギャンブルであると考えております。
リスクを減らすために投資は時間を味方につけますが、ギャンブルの場合は即座に結果が判明します。
☆彡
私は株式投資をしていますが、パチンコもします。
馬券は買いませんが、テレビで競馬中継を見たり、競馬場で競走馬を見る事が好きです。
投資をする時に気をつけているのは、「ギャンブル的な投資=投機」をしないことです。
投資は投資、ギャンブルはギャンブルと使い分けて、「自分が今、何をしているのか」をきちんと把握しましょう。
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