新型コロナウイルスで市場は大混乱!こんな時個人投資家はどうすればいいのか?
新型コロナウイルスの影響で、世の中は自粛ムードですね…
新型コロナウイルスの影響で世界の取引市場は混乱している
中国の武漢から発生した「新型コロナウイルス」は、日本でも猛威を振るい、現在ではアジアに留まらずイタリアやアメリカなどの欧米諸国でも感染者が確認されるようになりました。
新型コロナウイルスの影響は全世界に拡大している、と言っても過言ではないと思います。
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現在は「新型コロナウイルスの感染者拡大発覚」で混乱している状態ですが、このまま感染者が拡大して活動自粛の動きが継続すれば「経済活動縮小による不景気」に陥る可能性が高まってきました。
こんな時、個人投資家はどんな銘柄を買えばよいか?と迷っている方もいると思いますが、私は「今は株式投資をすべき時ではない」と思っています。
個人投資家の強みの一つに「フットワークの軽さ」が挙げられます。少しでも「危ない」と感じたら株式市場から距離を置くことをおすすめします。
株式を売って現金化して様子を見ることにしました
2月末に、2053円で購入したオリックス株を1756円で売り、3315円で購入したKDDI株を3105円で売りました。
これ以上値下がりすると配当金や株主優待で得た利益など失うことになってしまう可能性があったために売却を決めました。
2390円で購入したポーラ・オルビスHDの株については2143円で売却し、損切りとなりました。
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この記事を書いている2020年3月9日の終値では、オリックスは1540円50銭、KDDIは3242円、ポーラ・オルビスHDは2005円となっています。
どんなに配当金が高くても、それ以上に株価が値下がりしてしまうと回収するまでに多くの時間を必要とします。
今は下降局面なので、まだ下がる可能性の方が高い、と考えています。
しばらくは株式を保有せず、現金を保有しようと思っています。
新型コロナウイルスの影響が分かるまでは安易に株式に手を出すな
株式などの有価証券は、安い時に購入して、価格が上がってきた時に売却すれば多くの利益を得ることができますが、安値で購入するタイミングを考えるのは難しいものです。
まして、新型コロナウイルスに対する見通しが立っていない状況である現在は、その安値を見極めるタイミングがさらに困難な状態です。
新型コロナウイルスの影響が分かってくるまでは、無理に株式を購入・保有する必要はないと言えます。
ここで2つの投資の格言を紹介したいと思います。
「落ちてくるナイフは掴むな。刺さってから抜け」
「落ちてくるナイフは掴むな。地面に刺さってから抜け」という投資の格言があります。
下降傾向にある株式を「もうこのあたりが底値だろう」と思い、下がっている途中で購入すると、必ずケガをするので、上昇傾向に転じてから購入しなさい、という意味です。
安易に「今が底値だろう」と思って株式を購入する人を戒める格言です。
※2020年3月25日
私が株式格言を学んだ本では「剣」と表記されていましたが、一般的には「ナイフ」という言葉を使っているので、「剣」としていたところを「ナイフ」に書き換えました。
「休むも相場なり」
「休むも相場なり」という投資の格言もあります。
株式を現金化して資産減少のリスクを抑えて冷静に市場を見よ、という意味です。
「無理に市場に参加せず、じっと待つことも大事なことである」と教えてくれる格言です。
新型コロナウイルスの影響は長期化する恐れが高い!?
新型コロナウイルスの問題が明らかになったのが今年の1月ですが、3月に入った現在においても収束する気配はなく、それどころか拡大の傾向が見られます。
私見ですが、新型コロナウイルスの影響は、ここ1、2ヶ月で解消するような問題ではないと考えています。
新型コロナウイルスで受けたダメージを回復するために、さらに半年、一年という長い時間を要する可能性がある、と考えています。
自分の資産を守るためには「慎重なくらいで丁度いい」と思っています。
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