【競馬】2020年の日本ダービー馬はコントレイル。ディープインパクトの最高傑作!?

Wikipediaより引用

私の中では、スペシャルウィークが勝った1998年の日本ダービーが印象深いレースで、今でも時々思い出しています。

皐月賞馬・セイウンスカイが先頭を走るのかと思いきや、キングヘイローが暴走してハナをきりました。

キングヘイローの暴走でペースが乱されたレースは、武豊騎手が騎乗するスペシャルウィークの圧勝で終えました。

キングヘイローをコントロールできなかった福永祐一騎手。
そして、日本ダービーに何度挑むも、勝ちきれないでいた武豊騎手の日本ダービー初勝利。

スペシャルウィークの背中で、何度もガッツポーズをする武騎手に感動したものです。

さて、今年の日本ダービーの結果と競馬感想記を書いていきたいと思います。

2020年、日本ダービーの着順

東京競馬場で行われた日本ダービー(芝・2400m)の結果は以下のとおりです。

  1. コントレイル(福永)
  2. サリオス(レーン)
  3. ヴェルトライゼンデ(池添)
  4. サトノインプレッサ(坂井)
  5. ディープボンド(和田)

一番人気のコントレイルが期待に応え、2分24秒1というタイムで勝利しました。

2着は2番人気のサリオスで、一着との差は3馬身差でした。

3着には10番人気のヴェルトライゼンデが入りました。

馬券的には、ガチガチの堅い結果となりました。
3着に10番人気のヴェルトライゼンデが入りましたが、それでも3連単の配当は5140円でした。

福永祐一騎手の日本ダービー制覇は、2018年に騎乗したワグネリアン以来の2度目となります。

サンデーサイレンスの血を受け継ぐ競走馬たち

皐月賞に続き、日本ダービーを制したコントレイル。
コントレイルは2歳の時に、ホープフルステークス(G1)を勝利しており、この勝利でG1レース3勝目。
無敗の二冠馬になりました。
コントレイルの父は、サンデーサイレンス産駒のディープインパクト。
母はミスタープロスペクター系のロードクロサイト。

朝日杯フューチュリティステークス(2歳・G1)の勝ち馬・サリオスは、皐月賞に続き、またもコントレイルの2着になりました。
サリオスの父は、サンデーサイレンス産駒のハーツクライ。
母はニジンスキー系のサロミナ

3着馬のヴェルトライゼンデの父はステイゴールド産駒のドリームジャーニー。
ドリームジャーニーの父はサンデーサイレンス。

サンデーサイレンスの孫やひ孫が活躍しているというのは、私にとっては感慨深いです。

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コントレイルは強さを持続できるか?サリオスは成長に期待

サンデーサイレンスの後継種牡馬であるディープインパクトとハーツクライ産駒の対決は見ていて楽しいです。

私見ですが、ハーツクライ産駒は古馬になってから一段と強くなり、対するディープインパクト産駒は3歳時にピークを迎えるような印象があります。

現状では、コントレイルが現役3歳牡馬の中で一番強いと思います。

「ディープインパクトの最高傑作」という声も聞こえてきます。

サリオスも相手が悪かっただけで、強い競走馬だと思います。

今年の3歳牡馬・春のクラシック戦線はコントレイルとサリオスの2強対決で盛り上がりました。

秋の菊花賞では、この2強を脅かす夏の上がり馬が出現するのか、それともこの2強で決着するのか、楽しみです。

コントレイルが勝ち続けるのか、サリオスが成長して雪辱を晴らすのか、古馬になった両馬の対決も見たいですね。

デアリングタクトとコントレイル

今年の3歳クラシック戦線は、牡馬・牝馬ともに無敗の2冠馬が誕生しました。

牡馬のコントレイルは、5戦5勝で無敗の2冠馬。G1は通算3勝。

牝馬ではデアリングタクトが桜花賞とオークスを勝ち、4戦4勝の無敗の牝馬2冠馬となりました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、海外遠征の可能性は低いと思います。
なので、両馬とも秋のクラシック戦線に出場するのではないかと思っています。

コントレイルには、父ディープインパクトと同じように無敗の3冠馬を目指して欲しいです。

ちなみに、デアリングタクトの父の母がシーザリオで、シーザリオの父は記事の冒頭で紹介した22年前の日本ダービー馬・スペシャルウィークです。

スペシャルウィーク好きな私としては、デアリングタクトのさらなる活躍を期待してしまいます。