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【決算書の見方】売上高と3つの利益「営業利益・経常利益・純利益」

3月決算企業の業績が発表される5月になりました。

今回は、企業が発表する決算書を見る時の売上高と3つの利益について書いていこうと思います。

今回の記事で扱う「売上高」などの項目の説明については、「ざっくり説明」となっています。
ご了承ください

会社の決算書を見る。売上高と3つの利益。

会社が発表する決算書の売上高と3つの利益を見ると、その会社の業績を知ることができます。

この段落では、売上高と3つの利益について書いていこうと思います。

売上高

「売上高」とは、企業が主たる活動(本業)によって得た代金の総額ことです。

物やサービスが売れるほど売上高が上がります。

また「売り上げ」という言葉があります。

売上高と、売り上げを同じように使っている方もいますし、「売上高は売り上げの総数」と考えている方もいます。

簡単に考えると、以下のようになります。

・売り上げ=日々の営業活動よって得た代金
・売上高=売り上げの総数

 

「年商」という言葉があります。

一年間という期間内の売り上げのことを年商といいます。

年商が一年間という期間内での売り上げであるのに対して、売上高は期間が定まっていません。

売上高の集計期間は企業によって異なる場合があります。

 

営業利益

売上高から経費を引いたものが「営業利益」となります。

・営業利益=売上高ー経費

経費となるのは、仕入れの原価、人件費、水道光熱費、通信費、宣伝広告費などがあります。

多額の売上高があっても、経費がそれを上回れば赤字となります。

 

経常利益

営業利益と本業以外の財務活動で得た収益を足して、銀行から借りたお金にかかる金利などを引いたものが「経常利益」となります。

・経常利益=営業利益+営業外収益ー営業外費用

 

純利益

経常利益では計上できない特別的な収益や損失を計算してものが「税引前利益」で、そこから税金を支払って残ったお金が「純利益」となります。

・税引前利益=経常利益+特別収益ー特別損失
・純利益=税引前利益ー税金

純利益を算出する際に引かれる税金は、法人税、住民税、事業税などです。

「税引き後の純利益」が『企業の純粋な最終利益』となります。

 

売上高と3つの利益、計算式まとめ

◆売上高=企業の主たる営業(本業)で得た代金の総額

◆営業利益=売上高ー経費

◆経常利益=営業利益+営業外収益ー営業外費用

◆税引前純利益=経常利益+特別収益ー特別損失

◆純利益=税引前利益ー税金

 

純利益と配当金

税引き後の純利益は、企業の純粋な最終利益であり、株主の取り分となります。

純利益は株主配当金の原資となります。

純利益の何パーセントを配当金にするかは、経営者が株主総会に諮って決定することになります。

純利益を配当金に回さず、設備投資の資金にする企業もあります。

経営者の判断、株主の意向によって純利益の使い道は変わってきます。