株式投資に限らず、投資を始める前に知っておいてほしい注意事項について。
世の中には、「投資を始めてみたいけど、何から始めたらよいか分からない」と言う人や、「投資って損をするんでしょ?」と言う人もいらっしゃいます。
「投資って損をするんでしょ?」という人の意見を、私は否定しません。
株式投資を始めて2年目くらいの時に、株式投資で大損した経験があるからです。
ただ、今そのことを振り返ってみると、「株式投資に対する考え方が甘かったから失敗したんだ」ということが分かります。
株式投資に限らず、『投資は自己責任の世界』で、儲けることもあれば、損失を出すリスクも多かれ少なかれ存在します。
ただし、きちんとした知識を得たうえで、覚悟を持って投資を実行することで、投資での損失リスクは減らすことができます。
「何から始めたらよいか分からない」と言う人に向けて、このブログでは数回に分けて、株式投資に関する記事を書いていこうと思います。参考にしていただけると幸いです。
私は楽天証券で株式投資をしています
まずは、私の株式投資の現況について書いていきます。
僕は楽天証券に証券口座を持っており、その口座内で株式投資を行っています。
この楽天証券の証券口座では、FXや投資信託などの株式投資以外の投資ができるようなのですが、現在の僕が行っているのは、株式投資のみとなります。
私の株式投資遍歴
株式投資を始めたのが2009年頃で、日経平均株価が8000円台だったと記憶しています。
株式投資を始めたころは、売買で損失を出しても、配当金や株主優待で回収するような感じで、少しずつ株式投資を覚えていきました。
周りに株式投資の話をできる人がいれば良かったのですが、そんな人はおらず、独学で株式投資をしていました。
☆彡
東日本大震災発生後の2011年の年末ころ、信用取引での株式売買の判断ミスにより、多額の資産を失うことになりました。
この時、一度株式市場から退場する決心をして、全ての株を売却しました。
株式市場から退場した後は、経済紙などを見ながら、自分の判断ミスを悔やむことになります。以前保有していた株たちが、『アベノミクス』効果により、2倍、3倍になっていたからです。
アベノミクスの波に乗れなかったのは、正直痛かったですね。
それでも、株式市場の様子を見ながら、経済情報の収集を行っておりました。
そして、2016年ころに株式市場に戻ってきました。
現在の私の株式投資
株を購入して、ある程度値上がりしたら売るスイングトレードは、常に株価を気にしていないといけないのでやめました。ちなみに、この手法は、株式投資を始めたころに行っておりました。
買って値上がりしたらすぐ売るデイトレードという手法もやってみましたが、すごく疲れるうえ、精神的にきつい思いをしたので、こちらの手法もやめました。
現在は、株を長期的に保有して、配当金や株主優待を得ることを目的としたポジショントレードという手法で株式投資を行っております。
株式投資を始める前の注意事項の確認
株式投資は、ある程度のお金と、株の売買や保管を行ってくれる証券口座があれば、すぐにでも始めることができますが、その前に注意していただきたいことがあります。
この段落では、その注意事項について書いていこうと思います。
ちなみに、この注意事項は、株式投資に限らず、投資全般に当てはまることでもあります。
投資は自己責任で行うこと
今は、インターネットなどで情報を簡単に手に入れることができるようになりました。
その情報の中には、正確なものもあれば、不正確なものもあります。
そして、投資をする人は、その様々な情報を取捨選択しなければいけません。
情報の取捨選択は、実際に投資をする人の責任で判断しなければいけないのです。
家族や友人、他の投資仲間の意見・情報を信じて投資をした結果、損失を出したとしても、人を恨んではいけません。
誰かを恨みたいのなら、その結果を出した自分を恨まないといけません。
投資では元本保証されません
投資の世界では、郵便局の貯金や銀行の預金と違って元本が保証されていません。
ここでいう元本とは、元手のお金のことになります。
たとえば、100万円で株式投資を始めたとします。この時の100万円が元手、つまり元本ということになります。
同じように100万円を貯金や預金で預けた場合であれば、元本である100万円が減ることなく、利息を受け取ることができます。
しかし、投資の世界では、100万円の元本が80万円になることも珍しいことではありません。
投資は余裕資金で行うこと
『投資は自己責任で行うこと』
『投資の資金は元本保証されないこと』
以上のようなことから、
『投資は余裕資金で行うべきもの』だと言えます。
☆彡
余裕資金とは、平たく言ってしまえば、「無くなってしまっても、困らない金額のお金のこと」です。
さきほども書きましたが、100万円の元手が80万円になったり、最悪0になったりするのが、投資の世界です。なので、日常生活や、子供の養育に支障をきたすような金額を投資資金に回すのは危険です。
預貯金額や収入、支出は人それぞれ違いますので、「預貯金の何%、収入の何割なら投資に回しても大丈夫」とは言えません。
『投資は自己責任で行うこと』と書きましたが、一番の最初に自己責任のもとに判断しなければいけないのは、「投資を始める金額」かもしれませんね。
投資に焦りは禁物です
私や私より下の世代は、現在と同じように年金をもらえるか分かりません。
国が『iDeCo』や『つみたてNISA』のような税制が優遇された個人年金、資産運用のシステムを作ったのは、「老後資金は自分で作ってね」と言っているように感じます。
『iDeCo』も『つみたてNISA』も、実質的には投資です。
☆彡
投資には損失のリスクはつきものです。しかしながら、節約ばかりでは、お金は増えません。
銀行にお金を預けても受け取れる利息は微々たるものです。
これからの時代は、「投資をしないことがリスクになる時代になる」と言っても過言ではないと思います。しかしながら、焦って投資を始めないでください。
投資に焦りは禁物です。
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