【株ブログ】米国株式の配当金について。配当回数、入金日、税金など
米国株式投資を始めてから、初の配当金を受け取りました。
米国株式の配当金を受け取るのは人生となります。
今回受け取ったのはApple<AAPL>の配当金で、同株を20株保有していたので、2$96の配当金を受領しました。
この記事を書いている2021年2月20日の為替レートは、ドル/円=約105円50銭なので、円換算すると約312円です。
今回の記事では、米国株式の配当金について書いていこうと思います。
日本株式と米国株式、配当金の支給回数の違い
日本株式では年2回に分けて配当金が支払われますが、米国株式は年4回に分けて配当金を支払われる銘柄が多いのが特徴です。
日本株式の場合、3月決算企業であれば3月と9月に、12月決算企業であれば6月と12月の権利確定日に株を保有していれば、その2ヶ月後くらいに配当金を受領することができます。
日本株式の場合は、半年に1回、配当金が支払われる感じです。
それに対して米国株式の場合ですが、配当金の支払いを4回に分けているので、3ヶ月1回、季節ごとに配当金を受け取れるようになっていますね。
現在の私は、Appleのほかにコカ・コーラ<KO>の株と、バンガードS&P500ETF<VOO>を保有しています。
各銘柄の配当金の支給予定月は以下のとおりです。
- Apple…2月、5月、8月、11月
- コカ・コーラ…4月、7月、10月、12月
- バンガードETF…3月、7月、10月、12月
1月と6月と9月以外の月は、何かしらの配当金を受け取ることができますね。
米国株式の配当金の入金日
Appleの1株あたりの年間予定配当金は0$82となっています。
今回私が受け取ったのは、2021年2月分の配当金で、1株あたり0$2050でした。
- 発表日:2021年1月27日
- 権利落日:2021年2月5日
- 支払い日:2021年2月11日
実際に私の証券口座に入金されたのは、2021年2月16日でした。
Appleが発表した支払日より5日ほど遅れて入金された理由として、アメリカと日本での課税処理などのが考えられます。
そもそも、配当金をアメリカから日本へ送金するので、現地で受け取るより日数を要するのは当然でしょうかね。
日本株式の場合、権利確定日から約2ヶ月くらい経って配当金が支払われます。
それに対して米国株式の場合、権利確定日から約1週間で配当金が支払われます。
日本株式の感覚からすると、米国株式の配当金支払いの速さには驚かされます。
米国株式の配当金にかかる税金
日本国内では配当金にかかる税率は、20・315%となっています。
その内の15・315%が所得税で、5%が住民税です。
日本人が米国株式で配当金を受け取った場合には、まずはアメリカで10%の税金を納めることになります。
さらに日本でも20・315%の税金を納めることになります。
配当金が100円の場合
配当金が100円だったとします。
まずはアメリカで10%の税金を納めなければいけないので、残りは90円になります。
その90円を日本で受け取ると、今度は日本で約20%の税金を納めることになりますので、実際に受け取れる配当金は72円となります。
日米で28%の税金を納めることになります。
いわゆる「二重課税」状態となります。
確定申告で“払い過ぎた税金”を還してもらう
確定申告で『外国税額控除』を申請すれば、“払い過ぎた税金”を還付してもらえるようです。
この場合に還付してもらえるのは、アメリカで支払った10%相当の税金に相当する自分の所得税となります。
詳しくは、画像引用元である【ダイヤモンドZAIオンライン】を参考にしてください。
引用元URL:https://diamond.jp/articles/-/229309
円高のときに米国株式を買い、円安の時に両替をする
米国株式市場を長期的な視野で見ると、成長と暴落を繰り返しながらも、少しずつ成長していることが分かります。
スマートフォンで、簡単に米国株式を購入できる時代になりました。
手数料も10年前と比べるとかなり安くなりました。
私のような日本の個人投資家でも、簡単に外国の資産を購入できるようになったことは歓迎したいと思います。
個人的には「円高の時に米国株式を購入し、円安になった時に株式を売却したり、配当金を両替したい」と考えていますが、上手くいくかどうかは分かりません。
「投資は自己責任」という事を忘れず、これからも投資を続けていきたいと思います。
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