子供は勉強の基礎を学び、大人は生きるために必要な知識を学ぶことが大切。

2020年6月17日

勉強は自分の知識や技術を向上させるためにするもので、教育は他者を成長させるために行うものであるといえます。

とくに幼少期に勉強して得た知識や経験は、大人になってから役に立ち、勉強を続けることによって、人はさらに成長するものだと思っています。

そして、勉強をして知識を得ることで、その知識は自分を守ってくれる切り札になります。

大人は勉強をする時間を意識して作らなければいけない。

大人(=社会人)になると、仕事のほかに家事や育児などの「やらなければいけない事」が増えていきます。
勉強する時間を確保する意識が希薄だと、勉強をすることなく一日を終えてしまいます。

子供(=学生)は大人と比べると、「やらなければいけない事」が少ないので、勉強による知識の修得や、スポーツや芸術活動など技術の習得に当てられる時間が多く、その時間を有効に使った者が、充実した学生生活を送れるようです。

大人が勉強をする時間を確保することが難しいことについて、心情的には理解できますが、「難しいからこそ、大人が勉強をすることに大きな意義がある」と私は考えております。

 

子供の方が新たな知識を得る機会が多い

学校や塾などで新たな知識を修得していきます。乾いたスポンジのようにどんどん吸収して、あっという間に成長していきます。

それに対して大人は、ある程度の知識を持っており、「慣れ」によって新たな知識の修得をしなくなっていきます。

大人は仕事に慣れるまでは勉強をしますが、仕事に慣れてくると経験則で仕事をするようになり、新たな知識を得るための勉強を疎かにしてしまう人もいるようです。

子供は日々勉強して成長しているのに対し、大人は良くて現状維持に留まっているのです。

 

結局、大人は何を勉強すれば良い?

子供は小学校から高校卒業までの間に、各科目の基礎や応用について学んでいき、大学や大学院では専門的なことを学んだり、研究をするようになります。

では、社会人となった大人は何を学べばいいのか?

仕事に慣れるまでは必死に仕事のことについて学ぶ必要があると思います。仕事に慣れてきたら、まずは「お金の勉強」をすることが良いと思います。
学びたいことがあれば、そちらを優先しても構いません。

学生時代にお金の勉強をすることができれば良いのですが、学生時代にお金の勉強をするのは難しいと思います。
なぜなら、日本は他国と比べて、お金に関する教育が遅れていることと、実際にお金に触れる機会が少ないからです。

資本主義国である日本において必要不可欠と言っても過言ではない「お金」に関する教育が少ないように感じます。

社会人になって仕事をするようになれば、実際にお金に触れる機会が増えます。

☆彡

お金に触れる機会が増えるのに、お金の知識がなければ、知らず知らずのうちに損をすることもあります。
「知らない」ということは、とても恐ろしい事なのです。

専門家になるくらいの勉強をする必要はないと思いますが、ある程度の知識は持っておいた方が良いと思います。

学んでいくうちに、必要になってきたり、自分の知識を形に残しておきたくなったら資格を取ればよいのです。

資格がなくても知識があれば、それはその人の武器になります。

知識は武器なのです。

 

勉強の重要性

勉強の重要性について書き始めた記事でしたが、「大人はお金のことを勉強した方が良い」という記事になってしまいました。

私は、広く浅くで良いので勉強して知識を得ることと、お金について常日頃から考えておくことが大切だと思っています。

新たな知識、専門的に学ぶことは多くの労力を必要としますが、「勉強をして損をする」ということはないと考えております。

前の段落の最後でも書いたように、「知識は武器」なのです。

武器は相手を攻めるためだけに使うのではなく、自分を守るための切り札になります。